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棚田のあかりのご案内

タナダからの手紙 No.15 2006/5/4



久木野にある数百枚の棚田は、日本の棚田百選の中でも日本一と少数の人が認定しています。

5月は田植えのために水を張って、水面に景色が映って一年でも最も美しい季節です。その時期の棚田に、竹のたいまつを数百本立てたところを眺めてみませんか?

棚田業界では、この種のイベントは増えつつありますので、愛林館としては環境配慮で区別化を図ります。たいまつの燃料は、使用済みの天ぷら油を加工したバイオディーゼル。製造には多少の石油産品もも必要ですが、ほぼ自然素材です。たいまつ本体は竹で、イベント後は炭に焼いて棚田にまいて土壌改良をしたり、川に入れて水質浄化に役立てたりします。炭を燃やさずに使うことは、二酸化炭素を炭素として固定することです。燃料を吸い上げる芯は稲わらです。

久木野ではちょうどゲンジボタルが出始める時期でもあります。少し離れた川べりにも足を運んでみて下さい。

なお、当日は朝から準備にかかります。幻想的な景色を作り出すあかりボランティアも募集します。手伝いができる方はご連絡下さい。

遠くから来る方は5/19夜、5/20夜に愛林館や周辺の公民館に雑魚寝もできます。こちらは必ず事前にご連絡下さい。

では、お待ちしております。なお、昨年の記録がhttp://www7.ocn.ne.jp/~airinkan/05akarirep.html
にあります。

ご注意:
★棚田は公園ではなくて私有地で生産施設です。田植え直前の大切な時期ですから、棚田に損害を与えないようご注意下さい。
★泥を塗ったあぜには絶対に入らないで下さい。
★農業資材が置いてあっても動かさないで下さい。素人が動かすと元には戻らないのです。
★田にはヘビがいます。
 長靴を履いていない方は、舗装道路から外には出ないで下さい。
★当日は寒川までは車で入れません。現場までは車で送迎しますので、愛林館に駐車して下さい。

場所:寒川棚田
日時:5月20日(土) 午後5時ごろ点火、9時頃まで燃える予定
参加費:無料